千葉駅、113系「連結作業」
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。運用の都合で頻繁に行われている連結作業を取り上げてみます。
千葉駅の場合、新たに連結する車両は車庫から回送するのではなく、到着列車をそのまま使用する場合があります。時間の無い場合は到着時に乗客を乗せたまま連結作業を行い、終了後に降車となることもあります。路線間をまたがる運用のため、どこかの路線でダイヤ乱れが発生すると、即座に他の路線にも影響が波及してしまう欠点も持ち合わせています。
千葉駅の場合、新たに連結する車両は車庫から回送するのではなく、到着列車をそのまま使用する場合があります。時間の無い場合は到着時に乗客を乗せたまま連結作業を行い、終了後に降車となることもあります。路線間をまたがる運用のため、どこかの路線でダイヤ乱れが発生すると、即座に他の路線にも影響が波及してしまう欠点も持ち合わせています。

①貫通扉を開け、幌のロックを解く。
②作業員が地上に降りてハンマーで連結器などの点検をする。
③~⑤連結相手の車両が到着。こちらも貫通扉を開ける。
⑥・⑦係員が合図灯を振って連結車両を誘導する。合図灯の代わりに緑(「進め」の意味)と赤(「止まれ」の意味)の旗を用いることもある。
⑧合図灯を赤に切り替え、一旦停止。
⑨・⑩慎重に近づき・・・
⑪連結完了!
⑫幌をつないで終了。
この後床下にあるジャンパー線(車両間を渡る電線)をつないで完全な終了となります。ここまで所要時間は大体5分程度です。プロの作業の素早さには感心してしまいます。
車両間に貫通路を構成しない場合は⑪の幌連結が省略されます。また、車両に電気連結器(連結器下にジャンパー線の接続を自動で行う装置)をつけている場合はジャンパー線の連結も省略されます。この点、省力化の一切行われていない千葉駅の連結作業は一番ベーシックなやり方と言えます。
近々運用開始が予定されている211系の場合は電気連結器を装備しているため、今よりも作業が簡素化されることでしょう。とはいえ、目前で繰り広げられる連結作業はいつ見ても興味を惹かれるものであります。

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