千葉駅、113系づくし

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


芝離宮に行った帰り、ちょっと無理をして千葉駅で113系を撮ってきました。



4・5番線での並び。
先頭車の前面についている行き先表示は路線ごとに色が違っています。内房線は「紺」、外房線は「赤」、総武本線は「黄」、成田線は「緑」となっています。



快速のE217系との並び。
かつては快速として東京地下駅まで乗り入れていた113系も、今は臨時列車や新聞輸送列車を除いて都心には姿を現すことはありません。最高速度130km/hが当たり前の世界ではもう復活は無理なのでしょうか。



千葉駅の駅名標と・・・



113系の機器類。
こういうのを落ち着いて撮れるのもきっと今のうちでしょう。最期が近づけば東海道線の時のようにホーム上を移動することすらままならない状態になるでしょうから。

①左上:付随車の台車「TR62形」
②右上:電動車の台車「DT21B形」
③左下:電動発電機。インバータが登場した今では無用のもの。
④右下:抵抗器。ここから出る「ブーン」という音をご存知の方も多いハズ。

解説
①と②の違い、わかります?②の台車の端を見るとブレーキの部品が突出しているのがわかります。また、枠にも円筒形の部品(ブレーキシリンダ)が付いています。
③は架線の高圧電気を車内の照明や空調に使えるように変換する機械です。中はモーターに発電機がつながっているだけの単純な構造です。半導体の無かった頃は架線の電気を直接使うことが出来なかったので、このようなまわりくどい方式になりました。大容量の半導体が当たり前になった今ではもはや重くて無駄でしかない機器でしょう。事実、リニューアルをした車両はインバータに置き換えられています。
④は電車が加速するとき二モータに流れる電流を調節したり、ブレーキ時にモーターから発生した電気を熱に変える抵抗が詰められた箱です。抵抗値の単位「Ω(オーム)」の字が描かれています。夏場はホーム上まで熱気が上がってきて厄介者です。

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