カテゴリ:鉄道:その他

半蔵門線と有楽町線の微妙な関係

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

2面4線の豊洲駅
ホーム内側の線路敷の準備スペース ホーム新木場方はかなりの高低差がある
引き上げ線のスペース 壁で終わっている線路敷

有楽町線の豊洲駅は島式ホームが2面になっており、外側の2線のみを使用し、内側は線路が敷けるように準備がされているだけの状態です。池袋方は引き上げ線用と思しきトンネルがあり、片側はすでに使用されているようです。また、新木場方面行きホームは新木場方に向かって下り勾配になっており端ではかなりの高低差がついています。そしてホームが終わったところでこの線路敷も壁になって途絶えています。

▲組写真
左上:ホーム内側の線路敷の準備スペース
右上:ホーム新木場方はかなりの高低差がある
左下:引き上げ線のスペース
右下:壁で終わっている線路敷


2階建ての住吉駅
鉄格子の中は留置線 途切れている線路

半蔵門線の住吉駅は2層構造になっており、上下線とも島式ホームの片側のみを使用し、もう片方は鉄格子で仕切られて留置線になっています。この留置線も清澄白河方には続かず、ホームが終わったところで壁になっています。

▲組写真
左:鉄格子の中は留置線
右:途切れている線路



この2駅は将来的に新しい路線で接続される計画があり、それに備えた準備がなされているものです。国土交通省の運輸政策審議会の答申では、2015年までに整備すべき路線として位置づけられています。

詳細は全く決まっていないため、わかりませんが豊洲駅からは有楽町線の新木場行き線路を跨ぎ、運河の下などを通りながら京葉線の潮見駅付近へ。さらに隣接する東西線深川車庫の下を通り東西線の東陽町駅の下を通り、そのまま道路下を進んで半蔵門線住吉駅に至るものと思われます。

さらに、半蔵門線の押上駅から松戸方面への延伸も考えられており、押上駅は延伸可能な構造になっています。しかし、先日開業したつくばエクスプレスとの兼ね合いもあり、着手される可能性は低いといえそうです。

▼参考
国土交通省鉄道局 運輸審議会答申図・東京圏鉄道網図(都区部、横浜・川崎)(PDF)
▲「整備すべき路線」として豊洲~住吉間、押上~松戸間の路線が掲載されている。


※2012年8月17日:組写真を1枚ごとに分割しました。
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