東京メトロ有楽町線

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


乗り入れ体系は複雑
月島から新木場までは東京メトロ有楽町線に乗ります。
東京メトロ有楽町線は江東区の新木場から埼玉県の和光市を結ぶ全長28.3kmの地下鉄路線です。両端の駅は何れも地上になっています。この路線は乗り入れ形態が複雑であり、和光市からは東武東上線森林公園まで、小竹向原からは西武池袋線小手指まで相互乗り入れをしています。
西武線との接点である小竹向原はホームが2面4線、線路は部分的に6線という大ジャンクションとなっており、ここから将来地下鉄13号線となる有楽町新線にも接続しています。13号線は再来年開業予定の路線で、池袋から新宿、渋谷を経由して将来的には東急東横線にも乗り入れする予定で、今後も運行形態はさらに複雑化しそうです。

3社の車両


乗り入れ体系が複雑なだけあり、さまざまな車両を見ることができます。
東京メトロの車両は開業時からの7000系と増発用の07系があります。7000系は。千代田線の6000系と酷似したスタイルであり、相違点は保安装置くらいです。また07系も同形態の06系が千代田線に存在しておりこの2路線は姉妹路線?のような関係です。ちなみに桜田門駅付近には有楽町線と千代田線をつなぐ連絡船があります。(通常、営業車は通らない)なお13号線開業に向け、東京メトロの新型車10000系の搬入も始まっており近々運転を開始するものと思われます。
また、西武からは6000系、東武からは9000系と9050系が入ります。西武の6000系は最近標準のステンレス、青色のラインを車体です。東武側の2形式は制御装置の違いだけで外見は同じスタイルです。

▲組写真
左上:開業時から活躍している7000系千代田線の6000系に酷似。
右上:編成数の少ない07系
左下:西武6000系
右下:東武9000系

トンネル設備・ATC


有楽町線は江東区内で運河や埋立地の下を走るためシールドトンネルを多用しています。こちらは半蔵門線と違い送風機で強制換気をしており、ホーム端から真っ暗なトンネルを覗くとやや不気味な感じがします。
線路上には最近設置されたと思しきATCの地上子が見えます。有楽町線のATCはほかの路線に比べて古く、操縦性の悪さや運転間隔がこれ以上詰められないなど問題となっており、更新作業が続けられています。装置の見かけ上は都営新宿線JR東日本のD-ATCと同じようですが実態はどうなのでしょうか?

▲組写真
左:月島駅のホーム端。トンネルの形に壁が切れているのはイギリス・ロンドンの地下鉄「チューブ」のよう。
右:更新後に使用すると思われるATC地上子。

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