カテゴリ:公園・風景

開港の道②「赤レンガ倉庫」「汽車道」

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。




▲港の見える丘公園(今回は未訪)~桜木町駅までの「開港の道」の路面に埋め込まれているプレート。

先週末の内容はまだまだ続きます。終わらないうちに次の週末になろうとしています(爆)

みなとみらい線山下公園山下臨港線プロムナードと続き、今度は赤レンガ倉庫、そして汽車道を通って桜木町駅へ向かいます。

港湾施設は観光スポットへ


▲赤レンガ倉庫の全景。手前は旧横浜港駅のホーム跡。

赤レンガ倉庫は横浜港の物流拠点のひとつとして、明治末期から大正初期にかけて建設されました。関東大震災により、「1号倉庫」「2号倉庫」と2棟あるうち、1号倉庫の半分を失うなど大きな被害を受けましたが、その後も先に紹介した山下臨港線などとともに横浜博覧会の行われた1989年まで貨物基地としての機能を果たし続けました。その後、残すべき歴史的建築物ということで横浜市が取得し、永久保存・観光スポットへの整備として、耐震補強や内部の改装が行われ、今日見られるような姿になっています。
建物内部はアクセサリーやインテリア雑貨を扱うおしゃれな店が集まっています。また、建物の周囲は芝生の広場になっており、休日とあって大勢の人でにぎわっていました。岸壁では釣りを楽しむ人も・・・。また広場の一角には、かつて「ボートトレイン」と呼ばれた横浜港に入港する船への連絡列車が発着した旧横浜港駅のホームがモニュメントとして残されています。

横浜赤レンガ倉庫ホームページ
http://www.yokohama-akarenga.jp

みなとみらいを眺めながら桜木町駅へ


▲「汽車道」赤レンガ倉庫側。正面はランドマークタワー

横浜ワールドポーターズの横を過ぎ、大岡川の河口部分を横切る遊歩道を通って桜木町駅へ向かいます。この遊歩道も横浜臨港線という貨物線の廃線跡を利用したもので、「汽車道」と呼ばれています。ホテルナビオス横浜の真下から床面にレールの埋め込まれた「汽車道」が始まります。正面にはランドマークタワーをはじめとするみなとみらいの高層ビル群や、よこはまコスモワールドの観覧車などが広がります。海上を通るため、ここでもいくつか鉄橋を渡ります。建設年代が古く、ここでは外国製のトラス橋が使われています。(現地に説明板あり)ちなみに、先ほど乗った「みなとみらい線」はこの汽車道の中間地点の地下を通っています。(海面下のため小断面の単線シールドトンネル)そのまま進み、汽車道は「日本丸」の脇に出ます。



▲先ほどとは逆に桜木町駅側から。3枚目は右奥の建物の下で撮影。

桜木町駅から


▲JR桜木町駅のエントランス(左)と駅前から眺めたランドマークタワー(右)。桜木町駅の入り口は1872年の鉄道開業時の初代横浜駅をイメージしている。

コインロッカーに荷物を置いてきた横浜駅に戻ります。あら、もう6時過ぎ・・・(汗)

(つづく)
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