地下鉄博物館、平日に行きました・・・

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。



▲葛西駅1番線(西船橋方面)ホームにある看板

東西線に乗っていった先は葛西の地下鉄博物館でした~。

地下鉄博物館
地下鉄博物館は地下鉄東西線葛西駅の高架下にあります。
入口を入ると駅と同じ券売機で入館券を買い、さらに自動改札機を通って館内に入ります。



▲300形(左)と1000形(右)。下の写真はその車内。

この博物館の目玉は入ってまず目に入る、丸ノ内線で活躍していた300形301号と、銀座線の開業時に活躍していた1000形1001号です。地下鉄博物館ができた当初は、1000形のほうしか展示していませんでしたが、数年前に博物館のリニューアルに合わせて中野の車庫で保存されていた300形が搬入されました。どちらも車内に入れるようになっています。
1000形のほうは開業当初の駅のホームを模した形で置かれており、車内にもそれにあわせた人形が置かれています。線路も忠実に再現されており、送電用の第3軌条などを間近で眺めることができます。また車両の前の線路上には開業時に採用されていた打子式ATS(※)も置かれていました。300形のほうは逆に特に装飾は行われていませんでしたが、窓ガラスの一部にフィルム状のディスプレイを設置して丸ノ内線の歴史?の映像を流していました。ちなみに音声を流すスピーカーは車両の天井についていたものを流用していました。



▲1000形の前にある打子式ATS

(※資料)打子式ATS
銀座線と丸ノ内線で当初採用された保安装置。信号機が赤のとき、信号機手前のレール脇にT字型のアームが立ち上がり、電車が誤進入した場合はこのアームが車両の台車に設置したブレーキコックに当って非常ブレーキを作動させるもの。名古屋や大阪の地下鉄でも採用されたが現在はいずれもCS-ATCに交換され消滅している。




▲左上:シールドトンネルの模型
 右上:運輸指令のデスク。ディスプレイには葛西駅の実際の映像が流れる
 左下:運転のシミュレーター
 右下:御茶ノ水付近のトンネル断面の模型

奥に行くと地下鉄の博物館らしくトンネルの建設方法や設備に関する説明が並んでいます。シールドトンネルの一部がそのまま置かれており、トンネル内の信号設備や非常電話の説明がなされています。さらに奥にいくと、お子様のお待ちかね電車の運転シミュレーターと鉄道模型があります。シミュレーターのほうは千代田線6000系、丸ノ内線02系、半蔵門線8000系、東西線5000系の4種類があります。

平日とあってかなり閑散としており、撮影には最適でした。シミュレーターの前の係員の方がヒマそうにしていました。(結局私もやらずじまいでした。)

開館時間・料金等
●休館
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月30日~1月3日)
●開館時間
10時~17時(入館は16時30分まで)
●料金
一般 210円
4歳~中学生 100円
●ホームページ
http://www.chikahaku.jp



▲葛西駅2番線(中野方面)のホームにある看板

この後は西船橋経由で海浜幕張に行きました。

(つづく)

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