カテゴリ:公園・風景日本庭園

六義園

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。




六義園の正門。(駒込駅側の入口は常時閉鎖。)

GWのツツジの季節に行きそびれた駒込にある六義園(りくぎえん)です。

六義園の歴史
六義園は元禄8(1695)年、5代将軍徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳沢吉保が設計・指揮し7年の歳月を、かけて池や山を多用した「回遊式築山泉水庭園」を造り上げたものです。園内は島がある大きな池を中心として和歌に詠まれた名勝の風景などが表現されているそうです。明治になり、いったん岩崎弥太郎(三菱の創始者)の所有となった六義園は昭和13年に東京市に寄付され、一般公開されました。昭和28年3月に国の特別名勝に指定されて現在に至ります。

開園時間・料金等
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園日:年末年始(12月29日~1月1日)
料金:一般300円、65歳以上150円(小学生と都内在住の中学生は無料)
※身障者とその介助者1名は無料。
※特別名勝のため、ペット連れの入園は不可。




池の様子。サツキの花がまだ満開。

六義園は毎年GWころに咲くツツジが有名です。山手線駒込駅のツツジの花もこれに倣ったものでしょうか。ツツジの時期は過ぎてしまいましたが、他にも園内にはさまざまな植物があり、一年中楽しむことができます。






上:薄暗い中に建つ「滝見の茶屋」。
下:背の高い木々が続く。

園内を一周してみましたが、都内にあるほかの庭園に比べると背の高い木々が多い印象を受けました。木が密集していて昼でも暗い場所があります。また、園内には集会場(心泉亭)、茶室(宣春亭)などもあり、この日もどこかの団体が使用していました。



アジサイの花。

今年は記録的なまでの日照不足が続いたため、まだサツキのピンク色の花を見ることができました。また、園内の東側にはさまざまなアジサイが植えられています。こちらはまだ色がついていないものが多かったので、これからが見頃でしょう。



「吹上茶屋」でいただいたお抹茶と和菓子。(これで500円です。)

園内の中心にある池の辺にはお茶屋さんがあり、お抹茶と季節の和菓子をいただくことができます。昼食を食べてから1時間ほどでしたが、お抹茶大好きの私にとっては食べずに帰ることはできませんでした。6月ということでアジサイをかたどったお菓子です。中はこしあんでした。きれいな庭園を眺めながらいただくお抹茶とお菓子のお味は最高でした・・・

と言いたかったのですが、お抹茶を飲んだ時なにやら細い異物が・・・
「竹?」
これが何なのか茶道をやっている私にはすぐにわかりました。茶筅(ちゃせん:簡単に言うとお抹茶を混ぜる「泡立て器」)の先がかけた破片です。一日に何百人分もお茶を点てるため、まれにこのように茶筅の先が欠けてしまうこともあるはずです。とりあえずこの件については店の人に一声かけて帰りました。(他の人も同じ被害に遭う可能性があるので。)まあ、私の運が悪かっただけでしょうから、皆さんはどうぞ安心してお抹茶をいただいてください。

六義園をあとにし、地下鉄千石駅へ向かいました。

(つづく)

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