新宿駅跨線橋架け替え工事② 新宿駅の状況

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。






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中央線運転変更

土曜日の新宿駅の工事の様子です。

オレンジ色の201系に乗り、いつもとは違う総武線ホームに降り立ちました。列車の本数が極限まで増えているため「渋滞」し、駅の手前では信号停車が頻繁に起きていました。一般にこのように列車を運休にして行う作業は平日の真昼間に行うことが多いですが、この混雑を見るとあえて土曜日にやった理由がわかった気がします。駅の東側の中央線と湘南新宿ラインのホームは電気こそついていますが作業員がちらほらいる程度。また一部のホーム上は作業場になっており、ポールが立てられ塞がれた階段から覗くと作業員がディスクグラインダーでブロックか何かを削っていました。

南口から今回工事が行われている甲州街道、そして代々木方の歩行者デッキに出ます。甲州街道も以前よりやや代々木方に移動し、あちこちに作業場が設けられて狭くなっています。このように南口は手狭になっているため、今回の工事の翌日4月16日から新たに代々木側に「サザンテラス口」が新設されます。
下の線路上はほとんど作業が終了し、点検などの後始末を行っていました。仮設ホームに移動している中央線特急ホームは一部床が外されて作業車両の通り道になっていました。

3000人を動員して工事を行うということでかなり時間がかかるものと思っていただけにこの終了の早さは意外でした。平成15年9月、中央線の三鷹~国分寺間の高架化事業で同じように大規模な作業を行った際、間違った図面を使ってしまったため信号機が動かず列車が半日あまり不通になった「大失敗」を起こしているため、リスク管理の面で今回は余裕を持って終日運休としたのかもしれません。

写真詳説
①左:工事最盛期の甲州街道を見下ろす。右:「サザンテラス口Open」の看板。
②左:ポールで塞がれた1・2番線(湘南新宿ライン)ホーム入口。右:その下では作業中。
③普段は深夜しか点灯しない「埼京線の運転は終了いたしました」の表示。奥のLED表示も無表示。
④柵の隙間から工事中の構内を見る。ちなみに手前の電車は停止信号のため10km/h位で走行中。
⑤201系は緩行線の線路を走行中。手前に作業員がいる。(紀伊國屋書店前から撮影)
⑥ホームの切り欠き部は作業車両の通路。(イーストデッキのアクリル板窓越しに撮影)

(完)

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