浜離宮は菜の花でいっぱい
公開日:2006年03月28日22:11
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。汐留の「旧新橋停車場」を見た後そのまま竹芝方向へ。しばらくして海側に現れる濠で囲まれた森が浜離宮恩賜庭園です。この付近は何度も来ているのですが、浜離宮庭園に入ったのは今回が初めてです。
浜離宮の歴史は江戸時代徳川家の別邸に始まります。その後「浜御殿」(古地図では確かにこう記されている)と名を変え歴代将軍により造園・改修が繰り返され、現在の庭園が完成します。その後、明治維新で皇室のものとなり、「浜離宮」と再び名を変えます。関東大震災や戦争で被災し、昔の面影はなくなりましたが、終戦と同時に東京都に下賜され、整備が行われて現在に至ります。昭和27(1952)年には国の特別名勝・特別史跡に指定され、現在都会の中の緑のオアシスとして多くの人たちに愛されています。
▼参考
東京都公園協会 都立公園・庭園案内 浜離宮恩賜庭園
▼参考
東京都公園協会 都立公園・庭園案内 浜離宮恩賜庭園
園内は基本的に日本庭園です。かつて鴨猟を行った「鴨場」という池も大きく広がっています。また、私が行った時には花畑に植えられた菜の花が満開となっており夜間にライトアップされ特別開園していました。(4/1~4/16は桜のライトアップが行われます。)木々の向こうに見える汐留の高層ビル群が東京の発展振りを象徴しています。
どうでもいいんですが、周りにいるお客さんの服装が妙に気になってしまいました。春休み中の土曜日ということもあるんでしょうが、皆さん正装されているんですね。女性なら着物、男性ならスーツ・・・。(もちろん普通の服装の方もいますよ。)私は何も考えずいつもどおりラフな服装で行ってしまったのですが、どうやら大きな間違いだったようです(汗)。(まあ若者だからこれでもいいんでしょうけど。)やはりこのあたりは今でも東京の中では特別な場所なんでしょうね。次来るとき(と言ってもいつかはわかりませんが)はきちんとスーツを着て来なければ(笑)。
パンフレットをもらうのを忘れていたので一旦入口に戻りました。ついでに手帳にスタンプも。菜の花畑の横では東京名物?の大道芸をやっていました。
写真詳説
●1段目:入口(大手門と言うそうです。)
●2段目 左:木々の後ろにそびえる汐留のビル群。右:濠の水面に反射するビルの陰。
●3段目 左:一面の菜の花、そして汐留のビル群。右:その脇で行われていた大道芸。
●1段目:入口(大手門と言うそうです。)
●2段目 左:木々の後ろにそびえる汐留のビル群。右:濠の水面に反射するビルの陰。
●3段目 左:一面の菜の花、そして汐留のビル群。右:その脇で行われていた大道芸。
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カテゴリ:日本庭園の記事

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