鉄道旅行⑥ 東京駅
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。▼関連記事
旅行の行程
鉄道旅行① 常磐線103系
鉄道旅行② 常磐線E531系&関東鉄道2300形
鉄道旅行③ つくばエクスプレス
鉄道旅行④ 交通博物館 その1
鉄道旅行⑤ 交通博物館 その2(万世橋駅遺構見学)
旅行の行程
鉄道旅行① 常磐線103系
鉄道旅行② 常磐線E531系&関東鉄道2300形
鉄道旅行③ つくばエクスプレス
鉄道旅行④ 交通博物館 その1
鉄道旅行⑤ 交通博物館 その2(万世橋駅遺構見学)
最初は書くつもりで写真を撮ったわけじゃないんですが、とりあえずおまけということで・・・。鉄道というよりは街の話題になってしまうかもしれません。
交通博物館を後にし、淡路町駅から東京メトロ丸ノ内線に乗り東京駅へ。降りるや否や土曜日だというのにコンコースでは盛大なドリル音が響き渡っていました。いよいよ赤レンガ駅舎の復元を発端とする、東京駅の大改良工事がスタートしたようです。
交通博物館を後にし、淡路町駅から東京メトロ丸ノ内線に乗り東京駅へ。降りるや否や土曜日だというのにコンコースでは盛大なドリル音が響き渡っていました。いよいよ赤レンガ駅舎の復元を発端とする、東京駅の大改良工事がスタートしたようです。
東京駅は当初「中央停車場」と称され、1914年12月20日に開業しました。その後発展を続け現在、東海道・山陽新幹線、東北・上越・長野新幹線など各地からの路線が集まる、名実とともに日本の中心駅となっています。ホームは地上が10面20線(在来線5面10線、新幹線5面10線)、地下5面10線(総武2面4線、京葉2面4線、メトロ丸ノ内線1面2線)など、国内最大級の規模となっています。また、駅周辺では丸ノ内側は有名な赤レンガ駅舎を中心に「丸ビル」、「丸ノ内OAZO」など商業ビルやオフィス街、八重洲側は大丸デパート、八重洲地下街など商業地が大きく広がっています。
この東京駅が今、大きく変わろうとしています。第一に丸ノ内赤レンガ駅舎を戦災前の姿に復元すること、第二に八重洲側の鉄道開館ビル再開発事業です。
赤レンガ駅舎の復元
丸ノ内赤レンガ駅舎は、一つ前に紹介した初代万世橋駅駅舎も設計した辰野金吾が設計したものです。建設当時は3階建てで屋根の美しい曲面が特徴でした。しかし、激しい第2次世界大戦の空襲の中、1945年5月25日夜この東京駅もその被害を受け、華麗な赤レンガ駅舎の3階部分はもろくも焼け落ちてしまったのです。折からの物資不足で平面中心の簡素な形でしか復旧が出来ず今日に至っています。2002年、JR東日本と東京都は東京駅開業95周年を迎える2010年を目処に丸ノ内赤レンガ駅舎の復元を行い、合わせて周辺道路の整備を行うことで合意しました。工事は今年春に着工する予定です。合わせて建物基礎へ免震装置挿入など最新の技術も取り入れられます。
参照:赤レンガの東京駅を愛する市民の会
丸ノ内赤レンガ駅舎は、一つ前に紹介した初代万世橋駅駅舎も設計した辰野金吾が設計したものです。建設当時は3階建てで屋根の美しい曲面が特徴でした。しかし、激しい第2次世界大戦の空襲の中、1945年5月25日夜この東京駅もその被害を受け、華麗な赤レンガ駅舎の3階部分はもろくも焼け落ちてしまったのです。折からの物資不足で平面中心の簡素な形でしか復旧が出来ず今日に至っています。2002年、JR東日本と東京都は東京駅開業95周年を迎える2010年を目処に丸ノ内赤レンガ駅舎の復元を行い、合わせて周辺道路の整備を行うことで合意しました。工事は今年春に着工する予定です。合わせて建物基礎へ免震装置挿入など最新の技術も取り入れられます。
参照:赤レンガの東京駅を愛する市民の会
八重洲側鉄道開館ビルの再開発
八重洲側には東海道新幹線ホームに隣接して鉄道開館ビル(大丸デパート)が建っています。これを取り壊し、北側(地上43階・地下4階)、南側(地上42階・地下4階)の2本の高層ビルに集約します。開いた中央部のスペースはバスターミナルやデッキなど歩行者の回遊空間が確保されます。すでに両端のツインタワーは着工しており来年完成予定です。大丸デパートをこのツインタワーに移転した後、現在のビルを解体して中央部の諸設備を整備して2011年完成の予定です。
参照:東京駅八重洲口開発の着工について(PDF)
八重洲側には東海道新幹線ホームに隣接して鉄道開館ビル(大丸デパート)が建っています。これを取り壊し、北側(地上43階・地下4階)、南側(地上42階・地下4階)の2本の高層ビルに集約します。開いた中央部のスペースはバスターミナルやデッキなど歩行者の回遊空間が確保されます。すでに両端のツインタワーは着工しており来年完成予定です。大丸デパートをこのツインタワーに移転した後、現在のビルを解体して中央部の諸設備を整備して2011年完成の予定です。
参照:東京駅八重洲口開発の着工について(PDF)
建設工事が進む2代目「新丸ビル」。左後方に見えるのが「丸ビル」。
このほか、現在丸ノ内側では「新丸ビル」建設にあわせ、総武線地下コンコースと東京メトロ丸ノ内線コンコースを一体的につなぐ、歩行者用の地下道の建設が進んでいます。これが最初に述べた「ドリル音」の正体だったわけですね。
いよいよこの春から赤レンガ駅舎の工事も本格的に始まります。現在の姿を記録したい方はお早めにどうぞ。
拙い文章ですがいかがでしたでしょうか?土曜日を丸1日使っていってきた小旅行のまとめでした。長々とした文章、御覧いただきありがとうございました。
(完)

スポンサード リンク
カテゴリ:東京駅復原・再開発 の最新記事
東京駅復原工事完成!ライトアップも開始!(2012年10月6日取材)(2012年11月02日作成)東京駅復原まもなく完成!(その2:TOKYO STATION VISION・今後の予定)(2012年09月28日作成)
東京駅復原まもなく完成!(その1:復原工事の現状)(2012年09月27日作成)
東京駅赤レンガ駅舎復原工事(2012年6月15日取材)(2012年06月16日作成)
全貌を現した赤レンガ駅舎とJPタワー…東京駅再開発2012年春(2012年04月13日作成)
東京駅再開発の状況2011年(2011年12月10日作成)
東京駅再開発の状況2010年(2010年10月11日作成)
東京駅再開発の状況2009年(2009年12月18日作成)
東京駅赤レンガ駅舎復原工事開始(2008年05月05日作成)
東京駅夜景from大丸東京店(2008年03月12日作成)
<<<新しい記事:鉄道旅行第2弾 行程
古い記事:鉄道旅行⑤ 交通博物館 その2>>>
最新記事 
150周年記念ツアーで見る品川駅の過去と未来 - 品川駅再開発2022(1)(2022/06/18)
東急目黒線奥沢駅改良工事(2022年3月14日取材)(2022/05/29)
京浜東北線浜松町駅ホーム拡幅工事(2022年3月2日取材)(2022/05/18)
春日部駅高架化工事(2021年4・9月取材)(2022/05/13)
総武線ホームドア続々 - ホームドア最前線2022(1)(2022/02/18)
京都府宇治市のマンホール(2022/02/07)
東武伊勢崎線竹ノ塚駅高架化工事(2021年4・9月取材)(2022/02/05)
サイトSSL化について(2022/01/26)
京葉線幕張豊砂駅建設工事(2022年1月16日取材)(2022/01/24)
「未来へのレポート」のご紹介(2022/01/16)
月別アーカイブ
全記事タイトル一覧
お知らせ
当サイトは2022年1月31日よりSSL(暗号化通信対応)に対応しました。これに伴い全ページのアドレスが変更となっており、古いアドレスでアクセスされた場合は自動転送されます。なお、古いコンテンツの一部は改修を継続中のため非SSLで表示される場合があります。また、ガラケーサイトは提供を終了しました。長らくのご利用ありがとうございました。→SSL化に伴うご留意事項について(2022,01,31)過去のお知らせ一覧
更新情報Twitter