カテゴリ:鉄道:JRの車両

さよなら100系出発式 その三(終)

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。







上から・・・
①出発式が始まったところ。
②駅長が出てきます。
③出発進行!!
④ノーズ上に「さよなら」のメッセージが書かれた100系。(人が写り込んだので一部トリミング)
⑤さよなら!!!
⑥そのあとには100系の後継、700系が入線。


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さよなら100系出発式 その一
さよなら100系出発式 その二

発車10分前、いよいよ出発式が始まります。関係者による挨拶などが行われ、いよいよ発車時刻。駅長が車両の横に立ちます。「16番線、ひかり309号、新大阪行きが、発車いたします・・・」発車ベルが鳴り報道陣・周りの人たちが一斉にカメラを向けます。駅長が手を挙げた!(「出発進行!!」)その瞬間、くす球2つが同時に割られ、「さよなら100系」「新幹線は新時代へ」の垂れ幕が現れます。拍手とカメラのフラッシュの嵐の中、100系は動き出しました。とっさに線路側に駆け寄り、遠ざかる100系の姿を追います。その姿が見えなくなるまで。

100系が見えなくなると、ホームにはいつもの静寂が戻ってきました。そしてさっきまで100系がいた16番線の線路には、9:00発「のぞみ49号」が入線してきました。その車両は100系に代わり、これから東海道新幹線の主役となる700系でした。これはまさに、東海道新幹線の世代交代を象徴する光景でした。

2003年10月1日、東海道新幹線には品川駅が開業し、合わせて大幅なダイヤの刷新が行われました。「のぞみ」に初めて自由席が設定され、全車両が270km/h走行が可能となったことで、速達重視のダイヤ体系が完成しました。そして現在700系をさらに発展させたN700系先行車が登場し、各種試験が行われています。デジタルATCや車体傾斜装置を駆使し、乗り心地もよく安定した高速走行ができる車両と期待されています。これまで0系や100系たちが築いたノウハウ生かして、東海道新幹線は更なる発展を続けていくでしょう。

(完)

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