カテゴリ:京成グループ

3600形VVVF改造6連

※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。


昨日に引き続き京成の車両。3600形VVVF改造車の連結部分。京成津田沼駅にて。

3600形は製造当初は全編成が6両編成でした。これは後から中間車2両を追加製造して8両編成化するという構想かあったからです。その後予定通り8両編成化することになりましたが、そのときにはすでに後継形式である3700形が登場しており、既存車両の組み換えで8両編成化することになりました。その過程で先頭車両6両が余ることになり、これらの車両を活用して新たに6両編成を組むことになりました。3600形は先頭が付随車(モーターなし)であり、6両のうち4両を新たに3700形と同じVVVFインバーター制御の電動車(モーターつき)に改造しました。また、付随車であったことからパンタグラフが無かったため、一部の冷房装置を撤去してパンタグラフが設置されました。冷房を撤去した部分の室内天井には隣接する冷房装置からダクトが設置されています。また、中間に入る運転台では一部機器の撤去が行われています。2両の付随車を2両の電動車で両側から挟む形で6両編成を組み、主に普通運用などで使用されています。また、この編成は先頭台車がモーターつきであることから、3600形で唯一京浜急行線に乗り入れができる車両でもあり(※)、一時期金沢八景にある東急車輛からの、新3000形搬入回送の牽引車に使用されたことがあります。(現在は自力回送)

※京浜急行では軌道回路短絡(ATSにも使用)の信頼性確保のため必ず先頭台車は重量のあるモーター付きでなければらないと決められている。他の3600形は先に述べたように先頭車が付随車のため京浜急行への乗り入れはできない。

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