鉄道連隊の跡を辿る―4、京成線と交差・習志野市へ
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。しばらく開いてしまいました。久しぶりの更新です。
京成本線と交差


左:逆光で見辛いが、奥に京成本線のガード。(地図)
右:京成本線のガード付近から、千葉方面を眺める。(地図)
花見川団地付近の交差点を過ぎると、廃線跡は再び広い道となって進みます。真っ直ぐ進んで京成本線の高架が90度でオーバークロスします。交差部で上を通る京成線の橋台は煉瓦でできており、これは鉄道連隊として使用されていた当時のものでしょうか。ここを過ぎるといよいよ習志野市に入ります。
習志野市へ、廃線跡は遊歩道に


左:「ハミングロード起点」の標。(地図)
右:遊歩道についての案内。(左写真とほぼ同一地点)
マンホールの市章なども変わり、習志野市に入ったことを実感できます。私はこのとき初めて自転車で市外へ出ました。廃線跡は相変わらず道路ですが、車道の幅が狭まり、その左側は「ハミングロード(マラソン道路とも)」と呼ばれる遊歩道になり、舗装もアスファルトから砂に変わります。入口には右写真のような案内があり、次のように書かれています。
ハミングロードのおいたち
習志野には明治から多くの軍関係施設が置かれ一大軍都を築いていました。戦後は軍用地は掘り起こされた畑地となり軍用施設は一般住宅、学校等に改造されました。このハミングロードも軍用鉄道の跡地が今日、市民の施設として活用されているものです。 (習志野青年会議所 寄贈)
習志野には明治から多くの軍関係施設が置かれ一大軍都を築いていました。戦後は軍用地は掘り起こされた畑地となり軍用施設は一般住宅、学校等に改造されました。このハミングロードも軍用鉄道の跡地が今日、市民の施設として活用されているものです。 (習志野青年会議所 寄贈)
遊歩道は樹木が植えられ、夏の暑い日には日差しを避けるのに最適でしょう。途中、公園になっている部分もあり、今も市民の憩いの場となっているようです。
(つづく)

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