カテゴリ:雑記
首相の首都高移転の指令?
公開日:2006年01月07日02:07
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。小泉首相が悪名高き?あの日本橋の上にかかる首都高の移設をせよと言い出したみたいです。(ニュース)かねてから議論はされていたみたいですが、これで一気に事業化か!?
しかし最近、この補強を無意味にする、新たな問題が持ち上がりました。鋼製橋脚に金属疲労で亀裂が入ったというのです。(首都高速道路株式会社の情報)どうやら数十年という長い年月にわたる繰り返し荷重が原因のようです。(列車が間欠的に通過する鉄道の橋梁では有名な現象らしい。)これでは大地震発生に備えて橋脚に桁を固定しても橋脚が折れてしまって意味がありません。いろいろと補強対策を考えているみたいですが、もう限界なのではないでしょうか?
街の中を激しく錯綜する道路
東京の首都高はいろいろな意味で寿命を迎えているといえます。東京オリンピックに向けて突貫工事で作ったわけで、道幅は異常なほど狭く(アメリカのロスのフリーウェイ(高速道路)はあの3倍くらい幅があった。)、通っていて落ちるんじゃないかと思えるほどです。排気ガスで街の空気は汚染され、混雑・事故による渋滞は時に都心を越えて郊外まで延びることもしばしば。そして安全に関わる構造上重大な問題が・・・橋脚が割れた!?安全の根幹に関わる問題
阪神大震災の際、多数の高架橋で桁が転落する被害が起きたことから、橋脚の耐震補強や脱落防止用に極太のワイヤーで桁を固定するようになりました。今まで見た中で一番すごかったのは呉服橋出入口の工事だったと思います?走行桁を丸ごと外した上で、鋼製の橋脚に穴を開けて内部を補強していました。(鋼製橋脚は内部が空洞。内部からも補強できる。)これら補強については見た感じではほぼ一通り終了しています。しかし最近、この補強を無意味にする、新たな問題が持ち上がりました。鋼製橋脚に金属疲労で亀裂が入ったというのです。(首都高速道路株式会社の情報)どうやら数十年という長い年月にわたる繰り返し荷重が原因のようです。(列車が間欠的に通過する鉄道の橋梁では有名な現象らしい。)これでは大地震発生に備えて橋脚に桁を固定しても橋脚が折れてしまって意味がありません。いろいろと補強対策を考えているみたいですが、もう限界なのではないでしょうか?
移設を考える
川を避けた移設を考えると周辺のビルを壊してそこに造るか、網の目のように走る地下鉄の下に、大深度地下利用で建設するくらいしかないでしょう。ただ、どちらにしても事業費は破格の数値となりますし、一般道との出入り口の設置は、非常に困難になりますからよく検討する必要があります。
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