火山と温泉1

カテゴリ:雑記 | 公開日:2006年01月04日22:50
※この記事はYahoo!ブログから移行したものです。

秋田県の泥湯温泉で硫化水素による死亡事故がおきたのは記憶に新しいでしょう。今回の事故の主な原因は大雪であるといえますが(高く積もった雪の中の空洞にH2Sが滞留し、そこを踏み抜いてガスが噴出した)、古くから日本人の心と身体を癒してきた温泉も、ある面では危険と隣り合わせであることを実感させる出来事でもあったと思えます。だからといって温泉に行かないわけにはいきませんよ。私は温泉大好きですから。

硫化水素(H2S)などの火山ガスによる事故
1971年 草津白根山(温泉造成のボーリング孔のH2S漏れ)死者6名
1976年 〃    (白根沢の滞留ガス)死者3名
1997年 安達太良山(沼ノ平火口内)死者4名
参照:気象庁火山情報

事故のおきた泥湯温泉は約30万年前に活動した火山である高松岳(産業技術総合研究所による)の山間にあります。周辺には「川原毛地獄(地熱地帯)」をはじめとする噴気・地熱地帯が分布しています。気象庁では2003年、活火山の定義を「過去1万年間(だいたい現在~縄文時代まで。それまでは2000年間。)に噴火、もしくは現在活発な噴気・地熱活動などが見られる火山」としていますが、事故のおきた高松岳が、このリストに入っていないのは、ずっと疑問に思っています。そもそも火山噴火という地球の歴史を、人類の歴史に当てはめようとすること自体が、無理に見えて仕方がないと思うのですが・・・。
泥湯温泉と川原毛地獄(山の温泉ガイド)

(つづく)
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タグ:  火山ガス  事故

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