カテゴリ:公園・風景

赤坂迎賓館前庭の一般公開(2009年11月28日)


装飾が美しい照明と迎賓館の洋館

2009年11月28日(土)、東京都港区にある迎賓館の前庭が一般公開されましたので行ってきました。この一般公開は天皇即位20周年を記念して行われたものです。

■迎賓館とは
迎賓館は外国の首相クラスの賓客が来日した際、宿泊等の接遇を行うため国が設けた施設です。迎賓館は今回一般公開された東京都港区赤坂の「迎賓館赤坂離宮」と京都府京都市上京区の京都御所に隣接した「京都迎賓館」の2つあります。賓客の滞在中は首脳会談や晩餐会などの外交活動が行われ、相互の交流を深めるために役立てられています。

■赤坂迎賓館

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迎賓館赤坂離宮の航空写真(Googleマップ)。西側には赤坂御用地が隣接する。

現在迎賓館赤坂離宮がある土地は江戸時代に紀州徳川家の屋敷があった場所で、その跡地に1909(明治42年)に東宮御所(皇太子の住居)として現在の施設が建設されました。敷地全体の面積は11万7千平方メートルと広大なもので、その中心には当時の日本の一流建築家や芸術家が総力を挙げ作り上げた日本で唯一のネオ・バロック様式の豪華な洋館が建てられています。東宮御所として建設されたこの洋館ですが、住居としては豪華すぎる、使いづらいといった欠点があり本来の用途ではあまり使用されることはありませんでした。そのため、戦後の1968(昭和43)年から1974(昭和49)年にかけて内部を大規模に改修し、国の迎賓館となり現在に至っています。去る2009年10月16日には国宝指定がなされたほか、老朽化した施設の改修も計画されており、今後も国内における外交活動の拠点としての利用が期待されています。


長蛇の列…

さて、実際の一般公開ですが着いてびっくり!四ツ谷駅側はご覧のように長蛇の列となっていました。列最後部の警備員が持っていたプラカードには「80分待ち」と書かれており、諦めて帰る人もちらほら。ここまで時間がかかるのは入り口で手荷物検査を行っているためです。(こればかりは重要施設なだけに仕方がない。)私も諦めて次に行く予定だった永田町の国立国会図書館へ行こうかとも思いましたが、列の流れる速さを見てそこまで時間はかからないと判断しそのまま並んでみることに。すると案の定、待ち時間20分ほどで前庭へ入ることができました。


左:豪華な装飾が施された正門(四ッ谷駅側)の門扉
右:門扉両脇にある警備員のための小部屋

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左:前庭に入って左側にある噴水。右側にも同じものがある。
右:洋館前にもうひとつある門扉。ここも豪華な装飾が施されている。

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迎賓館洋館(3枚を合成・1960×590px)
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今回は前庭のみの公開ですので、入れるのは洋館の前までです。迎賓館赤坂離宮の建物は東西に長い構造で、冬場は残念ながらこのように常時逆光となってしまいます。


中央の車寄せに近づいたところ。


左:車寄せの奥にある玄関の扉。金を使った豪華な装飾が施されているほか、上部には皇室の象徴である菊の御紋が掲げられている。
右:洋館右端の入口。

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なお、赤坂迎賓館は賓客のない毎年夏ごろに公募制で建物内部も含めた参観が行われています。概要については毎年5月頃に以下の「参考」に示した内閣府のWebページで発表されていますのでご興味のある方はぜひ応募してみてください。


中央線御所トンネル。先ほどの迎賓館前庭の直下を通過している。

▼参考
迎賓館(内閣府による解説ページ)
迎賓館赤坂離宮 本館 - 政府インターネットテレビ
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