相鉄・東急新横浜線建設工事、最終章。(2022年3月~2023年2月)

相鉄・東急新横浜駅入口

2023年3月18日、相鉄線羽沢横浜国大駅と東急線日吉駅を結ぶ新路線「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」が開業します。現在、開業に向けた最終段階である乗務員習熟運転が毎日実施されていますが、それについては別の記事でお伝えすることといたしまして、今回は昨年春以降調査した新横浜線関連施設の仕上げ状況についてまとめます。

相鉄都心直通プロジェクトのこれまで

相鉄線横浜駅。手前に停車中の20000系は東急東横線への直通に使用される。
相鉄線横浜駅。手前に停車中の20000系は東急東横線への直通に使用される。

 相模鉄道(相鉄線)は神奈川県の中心部にある横浜駅と海老名駅を結ぶ全長24.6kmの本線と二俣川駅から分岐し、湘南台駅を結ぶ全長11.3kmのいずみ野線を運行しています。沿線は主に住宅地となっていますが、相鉄線の利用者数は1995(平成7)年をピークに減少傾向が続いています。これは相鉄線が首都圏の大手民鉄の中では唯一東京都心に直接乗り入れておらず、少子高齢化による通勤需要の減少や住宅の都心回帰傾向の影響を強く受けたためとみられています。
 この状況を打開すべく、2000(平成12)年に国の機関である運輸政策審議会において「神奈川東部方面線」と称する新線の建設が提唱されました。これは相鉄線二俣川駅から東急東横線大倉山駅に至る短絡線で、相鉄線から直接東京都心方面への乗り入れを可能とするものです。しかし、予定されているルートは成熟した市街地となっており、その莫大な建設コストを民鉄1社で負うのは困難であることから、長年棚上げの状態が続いてきました。
 2005(平成17)年には、こうした鉄道路線の改良を対象とした新しい補助金制度である「都市鉄道利便増進事業」が創設されました。これは既存線どうしを結ぶ短絡線や駅の機能強化による増発・スピードアップを対象としたもので、鉄道施設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)などの公的機関が建設を行い、完成した施設を鉄道事業者に貸し出して列車を運行する、いわゆる「上下分離方式」となっています。完成した施設の貸付料は、その施設によって鉄道事業者が得る利益の範囲内で設定されることになっており、鉄道事業者側にとっては短期間に莫大な投資リスクを背負うことなく大規模改良に臨めるというメリットがあります。

神奈川東部方面線の位置。西谷~羽沢横浜国大間の「相鉄・JR直通線」、羽沢横浜国大~新横浜間の「相鉄新横浜線」、新横浜~日吉間の「東急新横浜線」により構成される。
神奈川東部方面線の位置。西谷~羽沢横浜国大間の「相鉄・JR直通線」、羽沢横浜国大~新横浜間の「相鉄新横浜線」、新横浜~日吉間の「東急新横浜線」により構成される。
※国土地理院Webサイト「地理院地図Vector(試験公開)」で公開されている「淡色地図」に加筆


 神奈川東部方面線はこの都市鉄道利便増進事業の第2号として2006(平成18)年11月に計画が認定されました。ルートは工事の難易度など検討の結果、相鉄線側の起点は二俣川から西谷に、東急線側の終点は大倉山から日吉にそれぞれ変更され、途中経由するJR東海道貨物線横浜羽沢駅(貨物駅)付近、新横浜、東急東横線綱島駅東側の3か所に途中駅を設けることになりました。
 工事はまず第1段階として西谷駅から横浜羽沢駅に至る「相鉄・JR直通線」(約3.0km)を建設し、横浜羽沢駅から、JR線経由で新宿方面への乗り入れを開始します。続いて横浜羽沢駅から日吉駅に至る「相鉄・東急直通線」(約10.0km)を建設し、東急目黒線目黒方面・東急東横線渋谷方面への乗り入れを開始します。これにより、相鉄線沿線から東京都心までの所要時間は現在よりも最大で15分程度、新幹線の乗り換え駅である新横浜駅までの所要時間は20分程度短縮されます。

相鉄・JR直通線開業直前に開催されたJR川越車両センターのイベントで勢揃いした埼京線の車両 羽沢横浜国大駅で開催された開業記念イベントでのテープカット
左:相鉄・JR直通線開業直前に開催されたJR川越車両センターのイベントで勢揃いした埼京線の車両
右:羽沢横浜国大駅で開催された開業記念イベントでのテープカット
上:相鉄・JR直通線開業直前に開催されたJR川越車両センターのイベントで勢揃いした埼京線の車両
下:羽沢横浜国大駅で開催された開業記念イベントでのテープカット

 2019(平成31)年11月30日には第1段階である「相鉄・JR直通線」が開業しました。JR線との接続点となる横浜羽沢駅付近には「羽沢横浜国大駅」も開設されました。JR線側は埼京線の延長区間として案内されており、朝ラッシュ時にごく少数ですが新宿駅を越えて川越線の川越駅まで直通する列車も設定されています。
 JR直通線開業後は引き続き東急直通線の工事が進められてきました。後述する通り、ルート上には地盤が軟弱な部分があり工事が難航したことから、当初2019年春に予定されていた開業がおよそ4年延期されています。2018年には西谷~新横浜と新横浜~日吉の路線名がそれぞれ「相鉄新横浜線」「東急新横浜線」となることが発表されましたが、JR直通線の開業時は新横浜に行かないことから、案内上ではこの名称は使用が控えられてきました。
 2022(令和4)年に入ると、開業時期と運行計画の概略が発表されました。新横浜線の開業は2023(令和5)年3月となり、直通先は東急目黒線・東急東横線双方であること、直通範囲は南が相鉄線の全線(相鉄本線海老名、いずみ野線湘南台)、北は東横線の従来からの直通先である東武東上線小川町、目黒線の従来からの直通先である埼玉高速鉄道浦和美園都営三田線西高島平までであることが明らかとなりました。なお、西武鉄道は以前から相鉄直通線開業後も乗り入れは行わない方針を示しており、今回の発表でも西武線から新横浜方面への直通は設定しないことになっています。

各駅の最終仕上げが進む

 開業間近となり、新横浜線の各所では最終段階の工事が進んでいます。ここからは2月末に調査した現地の状況を中心に、昨年3月以降調査した内容も一部加えて現地の状況をお伝えします。なお、昨年11月に各駅のシンボルカラーとナンバリングが公表されたことから、本記事でもそれに沿った記述をしています。

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羽沢横浜国大駅
羽沢横浜国大駅端から新横浜方面を見る。12000系は埼京線新宿行き。
羽沢横浜国大駅端から新横浜方面を見る。12000系は埼京線新宿行き。2023年1月11日撮影

 羽沢横浜国大駅は対向式ホーム2面2線の地下駅で、駅の東側でJR東海道貨物線横浜羽沢駅への接続線と新横浜方面へ向かう線路が分岐しています。分岐部分は新横浜方面が直進で、外側に向かってJR直通線の線路が分岐する線形となっています。新横浜方面へ向かうトンネル入口までは2019年11月のJR直通線開業時に軌道敷設まで完成させており、その後はトンネル上部で工事中だった変電所と架線の接続や、信号設備の追加などが行われました。

羽沢横浜国大駅の横ではタワマンの建設が進む。
羽沢横浜国大駅の横ではタワマンの建設が進む。2022年10月22日撮影

 羽沢横浜国大駅前では相鉄線の工事で使用していたヤードの撤収が完了したことから、跡地で新しい建物の建設が進んでいます。2021年5月28日には環状2号線に面した場所にドラッグストアのクリエイトS・D羽沢横浜国大店がオープンしました。店舗は2階建てで、1階は薬や日用品の他に少数ですが生鮮食品も販売しており、コンビニすら無かった羽沢横浜国大駅前の貴重な商業施設となっています。2階は医療モールとなっており、内科・小児科・皮膚科などのクリニックが入居しています。
 続いて、その南側では地上23階、地下1階建て、総戸数357戸のタワーマンションの建設が開始されています。マンションの名称はリビオタワー羽沢横浜国大で、1~4階部分は商業施設、子育て支援施設、近隣にある横浜国立大学や、豊富に残る農地の活用に向けた活動拠点などが入る予定です。



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新横浜駅
新横浜駅の断面図
新横浜駅の断面図

 新横浜駅は環状2号線の地下に島式ホーム2面3線で建設されました。中央の1線は線路の両側がホームとなっており、両方向へ出発・到着が可能となっています。この線路は主に東急線方面への折り返しに使用します。
 新横浜駅は中央を横浜市営地下鉄ブルーラインが横切っています。新横浜線の改札口はブルーラインを挟んだ南北両側に設置されており、南側が相鉄、北側が東急の管理となる予定です。

新横浜駅入口交差点東側の市営地下鉄3番出入口。奥に相鉄・東急の4番出入口が新設される。
交差点北側に新設された7番出入口
7番出入口の工事中の様子。エスカレーター取り付け用と思われる仕切りが見える。
左:新横浜駅入口交差点東側の市営地下鉄3番出入口。奥に相鉄・東急の4番出入口が新設される。
右上:交差点北側に新設された7番出入口。2023年2月26日撮影
右下:7番出入口の工事中の様子。エスカレーター取り付け用と思われる仕切りが見える。2022年6月4日撮影
上:新横浜駅入口交差点東側の市営地下鉄3番出入口。奥に相鉄・東急の4番出入口が新設される。
中:交差点北側に新設された7番出入口。2023年2月26日撮影
下:7番出入口の工事中の様子。エスカレーター取り付け用と思われる仕切りが見える。2022年6月4日撮影

 現在市営地下鉄新横浜駅には6箇所の地上出入口がありますが、これに加えて新横浜線の改札前に通じる出入口が4箇所新設されます。これに伴い、3月18日に新旧出入口が続番となるようあざみ野寄りの出入口番号が変更されます。
 新設出入口は環状2号線の新横浜駅入口交差点周囲に4箇所設けられています。新設出入口の番号は交差点南から反時計回りに5・6・7・9の順に付番されており、2月末時点では9番出入口を除き概ね完成しています。出入口の外観は既存の市営地下鉄のものをベースにしており、側面は全面すりガラスとなっています。
 なお、地下の掘削に伴い一部閉鎖されていた交差点の円形歩道橋の階段は工事終了に伴い順次復旧されています。

環状2号線沿いに完成した相鉄・東急新横浜線5番出入口。手前からエレベーター塔、階段、エスカレーター(地表は通過)、換気塔。 階段とエスカレーターの間に置かれているエアコンの室外機。「東急」と書かれている。
左:環状2号線沿いに完成した相鉄・東急新横浜線5番出入口。手前からエレベーター塔、階段、エスカレーター(地表は通過)、換気塔。2022年11月13日撮影
右:階段とエスカレーターの間に置かれているエアコンの室外機。「東急」と書かれている。2022年6月4日撮影
上:環状2号線沿いに完成した相鉄・東急新横浜線5番出入口。手前からエレベーター塔、階段、エスカレーター(地表は通過)、換気塔。2022年11月13日撮影
下:階段とエスカレーターの間に置かれているエアコンの室外機。「東急」と書かれている。2022年6月4日撮影

 5番出入口はバスターミナル上空のデッキに直結するもので、当初は地表のバスターミナルへ降りる既存の階段を残し、そのすぐ前から地下へ降りる階段を新設する予定でした。しかし工事途上の2021年夏に、地表を通過してデッキと地下を直結するエスカレーター(5A)に集約するよう計画が変更されました。これに伴い、デッキから地表を経由して地下へ通じる階段とエレベーター(5B)を別途新設しています。5番出入口の並びには換気塔や空調の室外機が設置されています。
 一方、交差点北西側の9番出入口は市営地下鉄直下のトンネル掘削に必要となる立坑があったため工事が遅れています。そのため3月18日の新横浜線開業には完成が間に合わず、しばらく経ってから使用開始となる予定です。

内装の仕上げが続く市営地下鉄コンコース。新横浜線の改札口はこの左右に新設される。 日吉寄りの環状2号線分離帯内に完成した換気塔
左:内装の仕上げが続く市営地下鉄コンコース。新横浜線の改札口はこの左右に新設される。2023年2月26日撮影
右:日吉寄りの環状2号線分離帯内に完成した換気塔。2022年6月4日撮影
上:内装の仕上げが続く市営地下鉄コンコース。新横浜線の改札口はこの左右に新設される。2023年2月26日撮影
下:日吉寄りの環状2号線分離帯内に完成した換気塔。2022年6月4日撮影

 地下1階の市営地下鉄コンコースは内装工事が続いています。案内板類も新横浜線を含むものへの取り替えが進行中となっており、新旧のものが混在しています。交換済みのものは新横浜線の記述を紙やテープで隠していますが、一部剥がれてしまっているものがありました。今月11日には新横浜線の改札口近くに市営地下鉄の新しい改札口が先行して開設されるとともに、中旬にはドトールコーヒー・ミスタードーナツの2店補がオープンする予定です。
 この他、日吉寄りの駅端には新綱島駅までのシールドトンネルの換気を行う換気塔が環状2号線の中央分離帯に新設されました。環状2号線の埋め戻しはほぼ終了しており、今後は仮舗装となっている路面や植栽の復旧などが行われるものと思われます。

▼参考
市営地下鉄ブルーライン新横浜駅の新しい改札口をオープンします! 横浜市

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新綱島駅
新綱島駅の縦断面図。日吉寄りの35mは推進工法により非開削でホーム階を形成する。
新綱島駅の縦断面図。日吉寄りの35mは推進工法により非開削でホーム階を形成する。

 新綱島駅は東横線綱島駅東側の住宅地の地下に島式ホーム1面2線で建設されました。駅名は、当初仮称として「新綱島」と呼ばれていましたが、2020年に実施された公募の結果、その仮称がそのまま正式駅名として採用されることになりました。
 新横浜駅~新綱島駅は鶴見川により形成された軟弱な地盤となっており、新横浜駅近くのトンネル掘削中には2回に渡り地表が陥没する事故が発生しました。新綱島駅の掘削時にも安全確保のための地盤改良に2年もの歳月を費やしており、新横浜線の開業が延期される原因となりました。

新綱島駅新横浜寄りにある南口。右奥に小さく見えるのがエレベーター単独の出入口。 日吉寄りにある北口
左:新綱島駅新横浜寄りにある南口。右奥に小さく見えるのがエレベーター単独の出入口。
右:日吉寄りにある北口。2023年2月26日撮影
上:新綱島駅新横浜寄りにある南口。右奥に小さく見えるのがエレベーター単独の出入口。
下:日吉寄りにある北口。2023年2月26日撮影

 新綱島駅は中央部の地下に改札口があり、そこから駅両端に向かって地上出入口が作られています。両端の地上出入口はいずれも階段と上下エスカレーターで、これとは別にエレベーター単独の出入口が駅中央付近に設置されます。2箇所の階段出入口間の地上部分は駅前広場を兼ねた道路が整備される計画となっています。地上出入口の工事は2022年春から本格化しました。完成した出入口はコンクリートの質感を生かしたシンプルな外観となっています。両端の階段出入口の横には駅間のトンネルの換気を行う換気塔も併設されています。
 新横浜寄りの地上出入口の横では、新綱島駅と直結する地上29階、地下2階建てのタワーマンションの工事が開始されています。マンションの名称はドレッセタワー新綱島で、低層部分には港北区民文化センターが併設されます。港北区民文化センターは401席の多目的ホールや、美術品の展示が可能なギャラリーなどを備えた文化振興施設で、施設名は2022年春に実施された市民からの公募により「ミズキーホール」に決定しました。オープンは2024年3月の予定です。

▼参考
港北区における区民文化センターの整備について 横浜市港北区

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日吉駅
高架橋の改造が完了した日吉駅手前の区間。新横浜線は下半分の防音壁で密閉された空間内を走行する。
元の高架橋の柱の切断面
まだ防音壁が取り付けられていなかった部分から新横浜線の線路を見る。かなりの急勾配である。
左:高架橋の改造が完了した日吉駅手前の区間。新横浜線は下半分の防音壁で密閉された空間内を走行する。
右上:元の高架橋の柱の切断面
右下:まだ防音壁が取り付けられていなかった部分から新横浜線の線路を見る。かなりの急勾配である。2022年3月14日撮影
上:高架橋の改造が完了した日吉駅手前の区間。新横浜線は下半分の防音壁で密閉された空間内を走行する。
中:元の高架橋の柱の切断面
下:まだ防音壁が取り付けられていなかった部分から新横浜線の線路を見る。かなりの急勾配である。2022年3月14日撮影

 日吉駅の1kmほど手前から新横浜線は東横線の高架橋直下を走行します。この部分は新横浜線が徐々に地上へ顔を出してくるため、東横線が通常通り営業運転中の高架橋の橋脚を切断して新横浜線の走行空間外へ付け替えるという難工事となりました。柱を付け替えた区間では、写真のように元の柱を切断した断面を見ることができます。なお、高架下の新横浜線の線路は、周辺が住宅地であることから防音壁で密閉されており、外から新横浜線の電車が走行する様子は見えません。

日吉第一架道橋跡地に完成した横断地下道。エレベーターを併設している。 地下道の内部には地元中学生による壁画も描かれた。
左:日吉第一架道橋跡地に完成した横断地下道。エレベーターを併設している。
右:地下道の内部には地元中学生による壁画も描かれた。2022年6月4日撮影
上:日吉第一架道橋跡地に完成した横断地下道。エレベーターを併設している。
下:地下道の内部には地元中学生による壁画も描かれた。2022年6月4日撮影

 日吉駅手前では、新横浜線の線路と同じ高さを道路が横切っていたため、代替の地下道の建設が進められ、2022年3月15日に使用開始となりました。地下道は周辺よりも窪んでいるため、自転車や車椅子などでも通行できるよう両端にエレベーターも併設されています。地下道内の壁面には近隣にある横浜市立日吉台中学校美術部による装飾も施されています。この地下道の完成により新横浜線の走行空間を遮るものが全て無くなったため、以後は10月の試運転へ向け急ピッチで架線や信号設備の取り付けが進められました。

新横浜線着工前の配線図(上)
新横浜線開通後の配線図
日吉駅構内の新横浜線着工前の配線図(上)と完成後の配線図(下)

 日吉駅は島式ホーム2面4線の地下駅で、外側を東横線、内側を目黒線が使用しています。横浜寄りには当駅止まりの目黒線が折り返すための引上線が2本ありました。新横浜線はこの引上線を縦列1本に集約したうえで東横線・目黒線双方からY字に分岐するよう新設されました。工事期間中も目黒線の折り返し機能は維持する必要があったため、2016年秋以降目黒線の停止位置が目黒方面へ3両分移動し、引上線の機能がホームの途中へ移設されました。

日吉駅端から東横線横浜方面と新横浜線新横浜方面の分岐部分を見る。 縦列1本に集約された目黒線の引上線。途中に「入換」と書かれた標識があり、2編成分に分割されていることがわかる。
左:日吉駅端から東横線横浜方面と新横浜線新横浜方面の分岐部分を見る。
右:縦列1本に集約された目黒線の引上線。途中に「入換」と書かれた標識があり、2編成分に分割されていることがわかる。2022年6月4日撮影
上:日吉駅端から東横線横浜方面と新横浜線新横浜方面の分岐部分を見る。
下:縦列1本に集約された目黒線の引上線。途中に「入換」と書かれた標識があり、2編成分に分割されていることがわかる。2022年6月4日撮影

 分岐部分の軌道敷設は比較的早く、2020年春には概ね完成状態が見えるようになっていました。現行の目黒線のダイヤでは引上線が2本必要となるため、先に完成した新横浜→日吉の線路の一部を引上線として使用しています。3月18日の新横浜線開業以降引上線は1本となりますが、縦列停車機能をフルに活用し目黒方面への折り返しが引き続き設定される予定です。

案内板の書き換えも開始

新横浜線対応のものに交換された武蔵小杉駅ホーム上の案内板。シールの下に「新横浜」「二俣川」の文字が見える。
当駅止まりである目黒線日吉駅2番線の駅名標。右側のシールの下に「新綱島」の文字が見える。
日吉駅2番線に新設された大型発車案内モニター。
左:新横浜線対応のものに交換された武蔵小杉駅ホーム上の案内板。シールの下に「新横浜」「二俣川」の文字が見える。
右上:当駅止まりである目黒線日吉駅2番線の駅名標。右側のシールの下に「新綱島」の文字が見える。
右下:日吉駅2番線に新設された大型発車案内モニター。2023年2月26日撮影
上:新横浜線対応のものに交換された武蔵小杉駅ホーム上の案内板。シールの下に「新横浜」「二俣川」の文字が見える。
中:当駅止まりである目黒線日吉駅2番線の駅名標。右側のシールの下に「新綱島」の文字が見える。
下:日吉駅2番線に新設された大型発車案内モニター。2023年2月26日撮影

 開業まで1ヶ月を切った2月中旬以降は、東急線内の各駅でホーム上の案内板類を新横浜線に対応した物へ取り換える工事が開始されています。開業前であるため、新横浜線に関係する部分はシールで覆われていますが、よく見るとその下に「新横浜」「二俣川」などの文字が書かれているのが確認できます。日吉駅では目黒線の降車専用だった2番線で新しい発車案内板となる大型モニターも設置されています。
 2022年10月以降は施設が完成したことから、施設との連携確認や乗務員習熟のための試運転が連日実施されています。次の記事ではその試運転の様子や開業後の運行計画についてレポートします。

▼参考
2023.3.18相鉄・東急直通線開業|相鉄グループ
相鉄・東急 新横浜線 2023年3月開業予定| 東急電鉄株式会社
相鉄・東急新横浜線ご利用ハンドブック(PDF/27.23MB
都市鉄道利便増進事業 相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線 ※2023年3月31日サイト閉鎖予定
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